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2001/07/14 (Sat) 午前五時、誰かが僕を揺り起こす

 子供の頃は、どうしてあんなにも怖いものが多かったんだろう。夜トイレに行くのが怖かったし、暗い夜道も怖かった。シャンプーのとき目を閉じているだけで後ろに誰かいるような気がしてた。学校や病院には確実にオバケがいると思ってたし、マンホールの下には何かがいると思ってた。
 子供の頃から霊感がなかった僕だけど、心霊ネタにはいつも敏感だった。いつだって恐怖を願いながら、恐怖に怯えて生きてきた。そんな僕も大人になって、無駄に徹夜したり肝試しをしたりして十代を過ごし、夢を追い仕事に追われ一人暗いオフィスで二十代を過ごしたりして、やがてオバケを信じなくなった。
 オバケに会ったら不条理に殺されるものだと思い込んでいた。しかし、大人になるにつれ、その辺のことがわかってきた。全てには理由があるってこと。オバケだって好きで化けてるわけじゃない。そこまで暇じゃない。
 午前5時、僕を優しく揺り起こすいつもの誰かに、僕はそっけなく「またにしてくれ」と言い返した。子供の頃の僕ならば、こんな状況をどう思っただろう。

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