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2002/01/04 (Fri) 昔はこういうのが流行ってた

 俺は適素戸 一郎(てきすといちろう)。人呼んで“テキスト狂四郎”だ。あだ名が本名と全然関係ないのはご愛嬌だ。実は、俺は父の行方を探している。父は去年の年末(っていうか2週間ほど前)に謎のメッセージを残して失踪した。
 『伝説のテキストサイトを探しに行く』…。伝説のテキストサイトとは一体何なんだ。親父は何か知っていたのだろうか。俺もそうだが、敵素戸一族の男は皆、日記書きだ。幼少から日記を毎日つけることに関しての英才教育を受けて育つ。そして二十歳の誕生日には真っ白な本を渡されるのだ。それは『自分史』をつけるためなのだが。
 そうだ。親父の自分史を読めば、何かわかるかもしれない。そうとなったら早速、実家の書斎へゴーだ。そこには平安時代から続く、敵素戸一族の自分史が置いてある。俺は今まで全然興味がなかったので読まなかったが…、実はそこにヒントがあったのかもしれない!

 「待てっ!」
走っている俺を呼び止める声。誰だ!
「貴様、テキスト狂四郎だな?」
 そこにいたのは、コテコテの怪人だった。
「テキスト将軍の命により、貴様を倒す!」
いきなり喧嘩をふっかけられた。ていうか…
「悪い。またにしてくれ」
俺はそう言って振り返り、走り出…
「親父のことを知りたがっているんだろう?」
「何っ!」
その怪人はニヤニヤと笑い、ノートパソコンを取り出した。
「さあ、勝負だ、テキスト狂四郎!!」
「貴様、親父の行方を知ってるのか!」
「俺に勝ったら教えてやろう」

***

「うわぁぁっ!」
「ハハハハハ!口ほどにもない!テキスト狂四郎、獲ったぁ!」
と、その瞬間…!
「待てい!」
 また変なコスプレの奴が現れた。
「テキスト皇帝の命により、この男を守護する!」
…??

「テキスト皇帝だと!奴が…まさか!ではこの男はやはり伝説の…!?」
「テキスト将軍の使いよ!立ち去るがいい!それとも我々を敵に回すか!?」
「く…っ!仕方ない!覚えていろ!!」
 怪人は走り去った。

「やあ、危なかった。君のことは、お父上から…いや、ある方から聞いていてね。危なくなったら助けるようにと言われていたんだ」
「父を知ってるんですか!?」
「ああ。お父上のところへ行きたいか!?」
「はい。お願いします!」
「わかった。しかしこれは少々、辛い旅になるぞ…」

 こうして、伝説のサイトを求めての、俺の長い旅が始まったのだった…

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