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2004/08/09 (Mon) 線香花火

 記念日は何のためにあるのだろう。ときどき考える。
 私が思うのは、「たぶんその日を忘れないために」だ。人は何もかもを忘れてしまう。だから記念日が必要なのだろう。結婚記念日、国民の休日、お盆、なんだかんだ…って記念日を作って祝いたがる。日本はアメリカに次いで記念という概念が好きらしい。アメリカナイズされているという証拠だろうか。でも逆に、終戦記念日、原爆記念日、あるいは命日やなんかも記念日として深く残っている。記念日カレンダーというのがあって、そこには取ってつけたかのようなわざとらしい記念日が沢山載っている。海の日、山の日、肉の日とか卵の日まで。スーパーの特売かっての。
 でも。
 本当に悲しいことや嬉しいことは、記念するまでもなく私の心に残る。たとえば私が生まれた日。初めて愛を交わした日。深く傷つけられた日。近しい人を失った日も。
 忘れたいと思う辛いことが忘れられないのは、その日が記念だからなのだろうか。でも、その日を通り過ぎてから思い出す記念日もある。大好きだった人の誕生日や、親しかった友人の命日。夏の夜は不思議で、ふいにそんな切ない日々を思い出す。
 かつて通り過ぎた人たち。焦がれた人たち。今、みんな、幸せかな?
 どうか私と関わったことが人生の汚点であることがないように祈ります。もう、連絡もできないけれど。
 線香花火には何の思い出も思い入れもないはずなのに、どうしてかな、昔のことを思い出して涙してしまう。夏の夜が思い出にふけるに丁度いいのは、夏自体が一年の中であまりにも早く過ぎてしまうからだろう。刹那すぎるから、切ない思い出が沁みてくるのだ。じわじわ、じわじわと。

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