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2004/08/12 (Thu) flower

 道端に咲いている僕の知らない花を見るたびに、僕はもうちょっと頑張ろうかなと思う。僕が知らないだけでその花には名前があるし、多少なりとも歴史があるはずだった。先日、新装オープンという理由で花屋さんがくばっていた小さな植木鉢からちょんちょんと生えていた草が、今日の夕方帰ってきたら小さく白い花がついていた。こいつの生命力ってすごいな。僕は素直にそう思った。
 日課は2ちゃんのメンヘル板を舐めるように読みまわすことから始まる。午前五時起床、1時間2ちゃん見て30分ウォーキングだ。昔はラジオ体操やってた小さい公園には、今は朝も昼も人はいない。帰ってきてからはシャワーして着替えて食事してコンビニ行ってジャンプとか雑誌読んでまた帰ってきて支度して、今度は図書館へ行く。ついたときは午前10時ちょい前。スタバでアイスコーヒー(ショート)を買って飲んで駅の周りを一周してまた図書館に来た頃には空いているので入る。それから夕方までずっと本を読んでいる。
「あんたなんか一日中遊んでるだけじゃん!」
 そう、言われるのが、辛くて。
 実際に僕は毎日図書館行って本読んでるだけなんだけど、それが何かの解決になるかなと思っての行動なのだ。先日、やっと医者から診断書を貰った。鬱だ。けれどそれは精神障害ではないから、社会的な保障も出ないし仕事をしない理由にはならない。じゃあやっぱ僕は死ねばいいんじゃないかな、なんて思っている毎日で、僕の一番親しい人は言った。毎日言ったのだ。
 あんたなんか、生きてるだけ、無駄なのよ。
 毎日、何考えて、生きてんの。
 どうして人と同じことできないの。
 どうして頑張らないの。

 どうしてだろうね。僕は死にたいと思ったとき、空と山と海と花に訊ねてみる。もちろん答えなんてくれるわけはないけれど、それらの在り方がもしかしてヒントにはなるんじゃないかと思った。
 ヒマワリとコスモスの中間の季節。暑い季節だ。こんな毎日で、僕はどうやって生きていこうと真剣に悩む。答えはたぶん、僕が死んでしまうことなのだろう。子供の頃からずっと言い続けていた「自殺だけは絶対にダメだよ」の理由が、最近になって、わからなくなった。
 もしかしてそこに救いがあれば、ダメじゃないのかもしれない。

 空と山と海と花とは別に、音楽と物語と言葉も僕にヒントをくれる。
 もう古い歌に分類されるのだろう、昔、誰かがこう唄った歌があった。
 『一人で生きていこう。
  誰にも頼らないで。
  
  それが出来るなら、花は枯れない』

 それだけヒントがあれば十分なんだけど、ただひとつ、贅沢な僕はあとたったひとつだけヒントを求めるのだ。それは空でも山でも海でも花でも音楽でも物語でも言葉でもなく、人だ。人間だった。けれど、どうしてかな、もしかしたらそれは当然かもしれないけれど、僕の周りにいる人は皆、僕のことを無価値で死んだ方がいい人間だと連呼する。朝起きたときから夜寝る前まで。あるいは寝ている間もずっと。
 僕が間違っているのだろうか。生きることに意味を持たない僕は無価値だから本当に死んだ方がいいのだろうか。それで皆が喜ぶなら、僕はたぶん不要なのだ。死のう。けれど、人以外の全ての存在は、僕のこのクソちんけな人生にさえ、意味を与えてくれそうな気にさせるのだ。だから僕は悩む。誰が間違っているのだろう、と。

 "Into the blue"と名付けられた真っ白いトンネルは、まだ入り口が見えている。僕の言葉はまだまだ少ない。スニーカーはもう真っ黒に汚れてくたびれてしまったけれど。


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