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2005/04/13 (Wed) たとえ花

 無知は恥でもあり、無垢でもある。そう思うようになった。ただ、できるだけ、何事も知っていた方がいい。少なくとも損はしないし、思慮が少しは深まりそうだから。そう思うようになったきっかけは、いつも通る駅前の花屋だった。小さな鉢植えに、矢印の形の板切れが挿してあって、ひとつ100円と書いてある。まぁ別に買わないのだが、行きと帰り、一日にほんの数秒程度だけチラ見する花たちに、どれだけ私が考えさせられたことだろう。まぁほとんどは勝手な妄想なのだが。でも、電車の中で小説を読まなくても、遠くの景色を見なくても、中吊り広告を追わなくても暇じゃなくなるのは、そういう小さいものが及ぼす大きな効果を思うからだ。
 パンジーだかデイジーだか知らないが(知らないのは恥だ! あとでグーグルしとこう)、黄色いパンダみたいな花と紫のパンダみたいな花。あれがちょんと花弁を上げているだけで、行きは「あー今日もなんとかやるかー(そこそこ抜きながら)」、帰りは「あー今日も疲れたような疲れてないようなよくわかんない日だったなぁー(お喋りもしてないし)」、みたいなことを思わせるのだ。そしてその思いが、だんだん人の形を成してくることがある。多々ある。
 一輪のガーベラを思うとき、もう顔もよく分からない遠い過去に好きだった人のことを思い出したり、懐かしい歌を思い出したり、人生って捨てたもんじゃないなぁーってなことを思ったりするのだ。それはまるで、覚えたての恋のような気持ちで。だけど、他人の恋や幸せは反吐が出るほどなんだけど。
 みんなそうだよ、って小さい花が言ってるような気がしたから、そういうことにしておこうと思う。

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