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2005/04/01 (Fri) さくら

 お花見という題目のもと、大嫌いな”飲み会”に参加することになった。上司命令は絶対だ。古い形式の会社には、昔ながらの風習が残っている。会社としては最悪の経営なのにその体制を省みることなく、親会社のすねをかじるだけの会社。そこに属する私もまぁ、アレだとは思うけど。そんで酒を飲めないものだからまた最悪。私の役目はお酌と笑顔。くっだらない話に共感してセクハラも暴言も笑って許す。じゃないと私はお金をもらえない。
 場がだんだん盛り上がってきたとき、上司が私の肩を触りながら言った。
「桜はパッと咲いてパッと散るからいいんだよなぁー。風情があるよ」
 とか何とか。すぐにグイッと酒。私はおほほほほそうですねー、ってな感じで愛想笑い。
 ――この馬鹿オヤジ。
 桜の美しさは、時にそのはかなさゆえに、という枕詞をもって表現される。舞い散る美学というのだろうか。でもそれは、物事を表面でしか見てない馬鹿なおっさんの言う台詞だ。冬を越え、つぼみをつけ、花を咲かせ、散って、そしてまた次の花を待つ。それがはかないなんて誰が決めたの?
 桜は、桜がやるべきことをやってるだけ。そして次に繋げてるの。どうしてそれがわからない?
 …けど、そんなことを言おうものなら、「じゃあお前はどうなんだ」って言われるに違いない。
 私は、私がやるべきことをやっているだろうか。こういう場所に居ると、いつも思うのだ。

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