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2005/04/28 (Thu) Real

 助けて。助けて。助けて。助けて。誰か助けて。僕を。私を。助けて。救って。何でもするから、何でもいいから、助けて。もうダメなんだ。ダメなことは分かってるんだ。死にたいんだ。でも死ねないんだ。怖い。怖い怖い怖い。怖いんだ。だから誰か助けて。助けて。殺して。

 本当のことはいつも人を傷つけるものなのだ。俺も誰も同じで。
 メンヘラの一人として、せめて彼らを分かってあげられる一人として、俺は彼らに言った。
「俺に助けさせてくれ。何でもいいから言ってくれ。何でもする」
 人の役に立てば、たとえそれが嘘だとしても、俺も誰かも救われると思った。
 俺にも役目が与えられれば誰かが救われると思った。俺も救われると思ったのだ。
 助けて助けて助けて… 静かな空間に果てしなく響く、助けを呼ぶ声。
 助けさせてくれ! 何でも言ってくれ! 俺は君たちのことが分かるんだ。だって君たちは俺だから! だから俺は――
 (俺は俺を救いたいから、救われたいから偽善行為に走ろうとしてるのか?)
 誰かが言った。
「ムリポ」
 助けて助けて助けて… 声は響いた。
 誰か助けて。

 誰にも永遠に届かないことを、彼らは知っているだろうか? すぐ隣に、すぐ近くに、本当は協力者がいるのに。気付けば俺も同じことを繰り返していた。また誰かが助けに来てくれるのを待つのだろうか。この場所で。

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